うっぴー農園にて

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のんびり家庭菜園やってます

うねっこマイペットの修理その2(備忘録)

※備忘録的に、前ブログからサルベージ記事です。


燃料タンクのさび取り

肝心かなめの燃料タンク内部のサビ取りは、先人の農家の方のブログを参考に、「花咲かG」というバイク用のタンククリーナーをネットで購入してみました。

まず、台所用洗剤で内部を脱油するのですが、タンクの出口を留める必要があります。

タンク下は手持ちの適当なボルトがうまくはまったので、止水シールで目地を留めて差し込みました。
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上部の燃料フタにも空気抜き用の穴があるので、短く切った爪楊枝に止水シールを巻き付けて差し込みました。
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脱油に24時間、その後何度もよくすすいで、水で薄めたタンククリーナーを入れて、24時間放置、さらに上下をひっくり返して24時間放置して、排水。(使い終わった液体は再利用可能なので、じょうごでペットボトルに保存です)

最後に、別に作っておいた薄めたタンククリーナーで少量内部をリンスして、しっかりと乾燥に24時間。これで、サビ取りは完了です。

タイヤの取り外し

次に、パンクしているタイヤチューブの交換です。まず、ミニ耕運機とはいっても80kgくらいあるので、何とかしてジャッキアップしなければならないのですが、それらしいものがないので、車用を代用して車輪軸をもち上げます。

耕うん機の車輪自体は、ピン止めされているだけなので簡単に外れます。
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念のためヰセキの営業所に電話したところ、

  • 6インチのチューブは取り寄せ
  • 工賃含めて交換に12000円!
  • 土日はやってません。営業日は平日のみ!

という、とても残念なお返事・・・

チューブ片輪交換に12000円だとー!?(タイヤじゃないよ。チューブだけだよ!?)試しにブリヂストンの3.5-R6のチューブをネット検索すると、楽天で1680円!じゃないですか!

タイヤレバーを使ってやってみると、とにかくタイヤが古く、ビード(タイヤ内径の端)が持ち上がらず苦戦。やっとこさ取り出したチューブはバルブ部分のゴムが切れていたので、やはり交換です。

タイヤ自体はブリヂストンのトレイルマスターTAの3.5-R6(6インチ)ですが、まあ古いですが、公道を走るわけではありませんので、そこまでのシビアな性能は求めていないので、今回はそのまま使うことに。(ちなみに、タイヤは楽天で1本3300円!)

さて、取り寄せていたチューブが届き、喜び勇んで組みつけて、少し空気を入れて、後はビードをホイールに戻すだけだぜー!なんて楽勝モードでいたら、思いのほかビードが固くホイールリム内側に収まりません。

そうこうしているうちに、タイヤレバーの先でチューブを破損・・・実はこのタイヤレバー、妻の実家の納屋に眠っていた年代物の工具だったためか、先がとがっていて危険な代物でした。

タイヤチューブのパンク修理

とても応急処理パッチでは対応不能!だったため、翌日、ホームセンターに行って、自転車用のゴムのりとホットパッチを調達!

ネットの予備知識のみではやばいと思い、店員さんに詳しく工程を確認し、本格的なパンク修理を初挑戦と相成りました!目

  1. 破損個所の確認
  2. 破損個所にマーキング(私は赤ボールペンを使用)
  3. 破損個所を脱油(台所洗剤でさっと洗ってみた)
  4. 破損個所をヤスリ掛け
  5. ゴミをはらって、へらでゴムのり付け(厚塗りしない)
  6. 乾くまで約2~3分待つ!(乾かさないうちに貼ったらダメ!)
  7. パッチのアルミ台紙をはがして貼る!
  8. からしっかりと圧着!(私はトンカチの頭をもって、ぐりぐりと体重押し付けてみました)
  9. 表面の透明フィルムをゆっくりはがす
  10. 漏れがないことを水の中などで確認

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各工程をしっかりと丁寧にこなすと、結構楽しく、キレイにしかも丈夫にパンク修理ができました!

なんだろう・・・接着後圧着が完了すれば、すぐに使用できるというのが地味にすごいですね。いやー、余計な作業でしたが、面白かった。きちんとパンク修理を学べてよかった!

なお、これをきっかけに、あらためて「工具はしっかりとしたものを使用しよう」と、この時誓いました。